豆知識

ヒオス島に行ったら【ピルギー村】へ行こう!マスティホホリアとは一体なに?

マスティハの産地、ヒオス島へ旅行に行ったら少し足を伸ばして絶対に訪れて欲しい村、マスティホホリアのピルギー(Pyrgi)。
ピルギーにはここでしか見る事のできない歴史深く美しい、どこか不思議な情景が広がっています。

今回は24あるマスティホホリアのうちの一つ、ヒオスの有名なピルギー村をご紹介します。

ピルギーを含む、”マスティホホリア”とは?


マスティハやヒオス島に興味のある方であれば、”マスティホホリア”という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。

マスティホホリアとは、ギリシャ語で「マスティハの村」を意味しています。

マスティホホリアと呼ばれる村はヒオス島内に24個あり、その全てがヒオス島南部に集結しています。
マスティハはヒオス島南部でしか取れないものですから、自ずと南に集結したというわけですね。

マスティホホリアに住む住民の方達は、マスティハの生産で生計を立てています。
マスティハはヒオス島の島民達にとってとても大切であり、命をつなぐ糧でもあるのです。

ピルギーへの行き方


ピルギーへの行き方は、メインタウンのヒオスからバスかタクシーです。
車で約40分ほどの距離ですがバスは少し長く、50分ほどかかる場合もあります。

バスの本数は1日に3本程度ととても少ないので、乗り過ごしには十分注意しましょう。

さらに、メインタウンのヒオスではタクシーは簡単に見つかりますが、村まで行ってしまうと流しのタクシーを拾う事はまずできないと言っても過言ではありません。

村人などに電話をしてもらい隣の村からタクシーを呼んで…ということになりかねず、その分の料金も発生してしまう為、タクシーで行った場合は帰りの時間を決め、待っていてもらいましょう。

「行きはバスで、帰りは時間が読めないしその場で適当にタクシー拾えばいいや」という考えで行ってしまうと、大変な目に遭ってしまいますよ。

※ヒオスからピルギーまでのバス料金は3ユーロ、タクシー料金は約35ユーロです。

ピルギーの他に有名なのはメスタ(Mesta)という村です。

メスタは別の記事でご紹介しますが、ピルギーとは全く違った街の様子で、おとぎ話の世界に来たような気持ちにさせてくれるとても素敵な村です。

バスをうまく使えば半日使ってヒオス→ピルギー→メスタ→ヒオスと巡る事ができるのでオススメですよ。(トータル9ユーロ)

ただし、観光者が多く賑わう夏季以外の季節はバスの本数が減り、特に土日は村へのバスが一本も出ていないので訪れる日程には注意が必要です。

マスティハ生産者の村、クシスタのピルギー


ピルギーに到着すると、クシスタが景色いっぱいに広がります。

ここではどの建物もこのクシスタ(Xysta)と呼ばれるピルギー村特有の模様が刻まれています。

クシスタのモノトーンカラーと、ドアのカラフルな色合いや飾りのトマトの鮮やかさが織り成すとても素敵な村です。


この模様は白い壁に黒い模様が描かれているように見えますが、実は黒い壁に白い塗料を塗って、そこから削り落として黒い色を出しているんです。
正確にはグレーのような、少し明るい色をしています。


同じパターンはなく、似たように見えて全て違うのが特徴で、組み合わせなどによって様々な模様を楽しむことができるようです。

マスティホホリア(マスティハの村)であるピルギーには、マスティハ生産者のご家族が住んでいます。

訪れた時期は6月の始まり頃だった為マスティハの収穫にはまだ早く、村の中でマスティハ関連の仕事をしている方には会えませんでした。

繁忙期になると、村の至る所でマスティハの選定などをしている女性の姿を見る事ができます。

マスティホホリアとしての姿を見たいという方は、マスティハの収穫が始まり観光客で賑わいを見せる7月以降に訪れると良いでしょう。


ヒオス島の人々はとても朗らかで話しやすく、村に入って行っても目が会えばすぐに「ヤーサス!(こんにちは!)」と笑顔で声をかけてくれます。

ぶっきらぼうに笑顔もなく面倒臭そうに挨拶をするような国もありますが、ギリシャ人はとてもにこやかでおしゃべりを好むようです。
アテネでもヒオスでも、同じようにそう感じました。

とても素敵で不思議な村、ピルギー。
ぜひ訪れてみてください!

まとめ


・マスティホホリアはギリシャ語でマスティハ村の意味

・マスティホホリアはヒオス島南部に24個ある

・マスティホホリアの住人はマスティハの生産で生計を立てている

・ピルギーはマスティホホリアの一つ

・ピルギーの建物にはクシスタと呼ばれる柄が刻んである

・ピルギーに行くにはバスかタクシー

・バスは1日に3本、村でタクシーは拾えない

・半日かければヒオス→ピルギー→メスタ→ヒオスとバスで回れる

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