豆知識

マスティハとマスティック、マスチックの違いとは?その歴史について

マスティハには様々な呼び方があるのをご存知でしょうか。
今回はその様々な呼び方と、マスティハの歴史についてを簡単にご紹介いたします。


マスティハ – Mastiha
マスティハはギリシャ語です。

マスティック・マスチック – Mastic
マスティック・マスチックは英語です。
どちらに訳すかはドラマティック、ドラマチックと同じように、好みと言えるでしょう。

ピスタチア レンティスカス バー チア – Pistacia Lentiscus Var. Chia
ピスタチアレンティスカスバーチアは、マスティハの木の学術名です。
正式名称として呼ぶ場合はこちらになります。

スキノス – Skinos
スキノスはマスティハの木のギリシャ語です。
ギリシャではマスティハの木を主にスキノス、マスティハをマスティハと呼びます。

マスティハの歴史


マスティハの学術名はPistacia Lentiscus Var. Chiaと言い、遥か昔からヒオス島で栽培されてきました。
マスティハはこの植物から抽出された自然の樹脂であり、長い歴史を持つ、島における最も重要な特産品です。

ヒオス島のマスティハの木が初めて書物に記されたのは、紀元前5世紀、ヘロドトスによるものです。
その書物に、ギリシャ人がかつて乾燥した木の樹脂を噛んでいた、と書かれていました。

それにより、マスティハは世界で初めてのチューイングガムと言われています。

中世以降ヒオス島はマスティハの名前からとって、マスティホホリア(マスティハを生産している村)と呼ばれるようになりました。
マスティハの木を育てている24の村は全て、島の南部にあります。
現在でも村人の多くがマスティハの栽培に携わっています。

今やマスティハは島の歴史にも、また未来にも、極めて重要な存在です。
そして島の経済、社会、文化を形成し、生産農家の命の糧となっています。

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