STORY OF MASTIHA

HISTORY

紀元前から美容と健康を支えてきた
マスティハ

紀元前から美容と健康を支えてきたマスティハ

「マスティハ」とは、ギリシャのヒオス島南部に生息するマスティハの木(Pistacia Lentiscus Var.Chia)から採れる天然樹脂です。

古代ギリシャ時代から多様な用途において美容と健康を支え、親しまれてきました。

あのコロンブスがしばしばヒオス島を訪れ、アメリカ大陸発見の航海時にも大切な積み荷として、マスティハを持っていきました。
※参考文献:コロンブスの第一次航海誌

人類初のチューイングガム

人類初のチューイングガム

樹脂をガムとして食べることができ、人類初のチューイングガムとして記録が残っています。

※参考文献:The History of Herodotus(ヘロドトスの歴史)
マスティハが貴重な理由

マスティハが貴重な理由

ヒオス島はエーゲ海に浮かぶギリシャでは5番目に大きな島で、日本海最大の佐渡島とほぼ同じ大きさです。
マスティハの木は地中海に自生していますが、体系的に生産されているのは、ヒオス島の南部だけです。
ヒオス島南部には24の”マスティホホリア”と呼ばれるマスティハ村があり、マスティハの栽培から収穫の管理を全て行なっています。

マスティハの収穫方法

マスティハの収穫方法

マスティハの木に専用の道具で切れ込みを入れると、透明な樹液が滲み出てきます。
その樹液を自然乾燥させ、収穫します。
木の根元には”アスプロホーマ”と呼ばれる炭酸カルシウムの白い粉が撒かれ、その上にマスティハが滴り落ちるとダイヤモンドのように輝き、収穫を助けます。
その後、ヒオス島の住民の手作業によるクリーニングと、丁寧な洗浄が行われます。

PDO (Protected Designation of Origin)

PDO(Protected Designation of Origin)

原産地呼称保護

EUは高品質な欧州製品を保護・継承するための品質認証制度として、PDO(原産地呼称保護)を制定しています。

PDOとは定められた地域原産品を定められた製法で生産・加工・調整された物(農産物、食品、飲料)でなければならないとする制度です。
これにより、ギリシャ・ヒオス島南部のマスティホホリアにより伝統的な収穫方法で収穫されたもの以外は、”マスティハ”と呼ぶことが認められないのです。

ユネスコ無形文化遺産

EUは高品質な欧州製品を保護・継承するための品質認証制度として、PDO(原産地呼称保護)を制定しています。

マスティハの伝統的な収穫や生産方法は、ユネスコにより世界の無形文化遺産として登録されています。

MASTIHA COLLECTION

生命力が強いマスティハだからこそ、合成香料、保存料、着色料などの添加物に頼る事なく商品化することが出来るのです。